【ご遺体の安置とは】
ご遺体安置とは、病院や施設、ご自宅などで、ご逝去されてから、ご葬儀を行うまでの間、故人様がお休みになられる場所を決める事を指します。
病院で亡くなった場合、長くても2〜3時間以内に故人様のご移動をしなければいけません。
施設などで看取られた方も長い時間の施設でのご安置は難しく、故人様を別の場所に安置するために搬送などの手配をはじめとした葬儀の準備が始まります。
さまざまなご事情で病院や施設などからご自宅に連れて帰ることができない場合でも、安置する場所や手段によって、ご遺族の準備や費用は異なります。
また、ご自宅で看取られた場合でも、葬儀社の霊安室などにお連れをしてご安置することも可能です。
葬儀の内容と同様、ご家族の事情や意向で、どこで安置するのかを決定しましょう。安置する場所には主に以下の場所が挙げられます。
・ご自宅
・葬儀社の遺体安置所(霊安室)
・民間業者の遺体安置所(霊安室)
いずれも、葬儀社をお手配して頂き、葬儀社の寝台車にてお連れする形になります。
【自宅安置】
ご自宅でのご安置の場合、故人様の住み慣れた家で、ご家族や弔問客が故人様と寄り添って最後の時を過ごすことができます。
また、安置場所の利用費用や付き添うための費用が発生しないというメリットがあります。
最後の別れの時間を自宅で過ごすことができるので、家族にとっても肉体的な負担が少ないです。
長い間を病院での入院生活や施設で過ごされた故人様にとっては、葬儀の前に自宅で過ごすことができるというのも良い点ではないかと思います。
【斎場・葬儀社安置】
近年では、ご自宅での安置が難しい場合など、葬儀社や民間の業者、斎場など安置されるケースも増えてきています。すべて葬儀社におまかせできることから、ご遺族の負担軽減にもなります。
また、たくさんの訪問客があってもご近所を気にする心配がないという利点もあります。しかし、葬儀までの日数分だけ費用がかかってしまうので、火葬場の予約が取りづらい時期は注意が必要になります。
どんな場合でも、弊社『セレモマイホール』では、24時間、365日、霊安室(安置室)をご利用いただけます。もちろん自宅安置も同じく対応していますのでご安心ください。