会葬者を招いて執り行う仏式、神式、キリスト教式などのご葬儀・お葬式はすべて「一般葬」と呼ばれますが、葬儀にはその他にもさまざまな形式が存在します。こちらでは「一般葬」を含めた主な葬儀の形と、それらを選ぶうえで気を付けたいポイントについてご紹介します。
近年は価値観の変化に合わせて葬儀の形も多様化しています。今日、私たち「こころのセレモニー」でご依頼いただくことが多いお葬式は次の4つです。
僧侶、斎主、牧師などの宗教者を招いて、通夜や告別式(またはそれにあたる儀式)を行うご葬儀です。親族やご近所にお住まいの方、故人の友人や会社関係者などに広く告知し、参列していただきます。
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通夜・告別式に会葬者を招かない形の葬儀です。対外的な意味合いを持った葬儀(社葬など)を後日行うか否かという点で「密葬」と「家族葬」は厳密には異なりますが、現在はほぼ同義として解釈されています。
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旧来の慣習にとらわれない自由な形式のご葬儀が「無宗教葬(自由葬)」です。故人やご遺族などが思い描いた、故人らしいお葬式をすることができます。一般葬や家族葬とは、宗教者を招かないという点で大きく異なります。
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近年、無宗教葬を希望される方が増えています。しかし、「お別れ会」や「偲ぶ会」と呼ばれることが多い無宗教葬も、「自由だからいい」というわけではありません。
たとえば仏式葬では、お坊さんが読経などを行うことでひとつの式の流れができます。その流れに身を委ねているだけでも、ご遺族や列席者は故人に対して「想いを伝えられた」という安心感を得ることができます。しかし無宗教葬では、宗教者が担ってくれるところまで自分たちで準備しなければなりません。
無宗教葬は、ご遺族や関係者の強い意志、故人への愛情の強さ、そして葬儀社の技量があってはじめて成り立つご葬儀の形です。どうすれば故人と遺された方たちが「心」を通わせられるかを考えて、お葬式の形をお選びください。
直葬(ちょくそう)は、通夜や告別式などの宗教的儀式を行わずに火葬のみを執り行う葬儀の形で、「火葬式」とも呼ばれます。ご自宅やご安置されていた場所からそのまま火葬場へ搬送されるケースが一般的です。
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ご葬儀を行う際にもっとも重視すべきは、参列した方々に故人と納得のいくお別れをしていただくこと。ご家族・ご親族をはじめ遺された方が故人を大切に想い、その想いを持って「できるかぎりのことをしてあげられた」と実感できるのが「いいお葬式」なのではないでしょうか。
儀式で重要なのは「形」ではなく「心」。故人への想いを胸に、遺された方々がつくり上げていくべきものです。去りゆく故人に最高の敬意と愛情を示し、自分が持てる精一杯の感謝の気持ちをお伝えください。
「セレモ マイホール」では、ご自身のご葬儀・お葬式について悩まれている方、終活中で生前予約を検討されている方などからの事前相談を無料で承っています。神奈川県横浜市・川崎市などで事前相談窓口をお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。様式から手続きや費用(お見積もりなど)に関することまで、どんなことでも結構です。